私の出身校、アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)が、
週一日、オンラインで勉強会を開いて下さることになりました。
もともとはATSTの学生さんへ向けての勉強会なのですが、
「先生方もよかったら是非」と
教師の組合である、ATATの会員にもお声をかけて下さったのです。
※ATATの記事より・・こんな感じです。(ATST主催の勉強会が始まりました。)
本日は、第一日目でした。
学生さんたちと教師たちが、
オンラインに「机を並べて」勉強するのです!
(もちろん比喩です。)
年齢も様々だし、教師も私みたいな「せんせい一年生」もいれば
ベテランの先生方もいて・・。
複式学級、まさに「おとなの寺子屋!」です。
今日は、企画者の1人である大塚由美先生が
提示して下さったテキストを、みんなで読み合い、
その後、グループに分かれてディスカッションしました。
内容は、「アレクサンダーテクニークのレッスンとして
生徒さんと関わることって、どういうことだろう?」というもの。
テキストはとても興味深く、
それを踏まえてのディスカッションも、予想以上に楽しいものでした!!
複式学級なだけに、同じテーマについて、
色んな「視点」からの話を聞くことが出来るんです。
同期の先生と話したり、先輩の先生方と話したりすることで
世界が広がったり深まったりしました。
話しているうちに、どんどん興味がわいてきて
だんだんみなさんに取材しているような気持ちになっていました。
人の視点を「拝借」するって、すごく楽しい!
同じ被写体を、色んなカメラを使って覗いてみる、そんな感じかなぁ?
本当に楽しくて、時間があっという間に過ぎていました。
余談ですが、英語のstudy という言葉。
日本では「勉強」と訳すのが一般的ですが、
語源はラテン語のstudium(ストゥディウム)で、
「情熱」や「熱意」という意味だったそうです。
(山下太郎のラテン語入門「博士と生徒」より。)
寺子屋タイムは、まさにストゥディウム状態で、
コロナがどうたらってことは、すっかり忘れちゃっていました!
さらに言うと
studentは「熱意を持つ者」とのこと。
やっぱり私は、ずっとstudentであり続けたいなぁ。