「方向音痴のアレクサンダーテクニーク教師」が通りますよー!

2022年12月30日

方位磁石 コンパス

 

わたくしクマガイ、
自他共に認める方向音痴。

地図が読めない。

一回建物に入って出てくると、どっから来たか分からなくなる。

図形や空間認知がメチャ弱い。

方位磁石 コンパス

そんなわたくし、
今年1年「ワークの方向音痴」にずーっと悩まされてきました。

ずっと「ワークの迷子」でした。

・生徒さんに今何が起きていて (「今、どこにいるのか」)

・それに対してどうアプローチしたらいいか (「どこに向かったらいいか」)

が、見えない、分からない。
行き先を決められない。

レッスンでこれらを明確に示せないことが、情けないなぁと思っていました。

(表面的な”固まってる”とか、”落ちている”とかは見えるんです。
でも、私はその奥や全体の流れを見たいのです。)

 

FMアレクサンダーさんの本に出てくる「マインドワンダリング」って自分のことじゃん!

間接的にではありますが、創始者にも指摘され(苦笑)、

打ちひしがれながら
暗闇の中を、わずかな光を頼りに
どうにかこうにか歩いてきました。

 

暗闇 たいまつ

とぼとぼ。

 

最近ふと気づきました。

「やみくもに突き進むぐらいだったら、場所わかんなくてもいいんじゃないか?」と。

 

「見えないまま」(見えないから?)
「やみくもに進む」ことは

ワークの押し付け、一方通行になってしまう。

さらに迷子になって堂々巡りになってしまう。

—-きっと、そうなっちゃっていた・・。

そのことに、ようやく気づきました。

(レッスンを受けて、ご不快な思いをなさった方がいらしたら、本当にごめんなさい。)

 

そして、今は・・

「全体の地図」が見えなくても

迷ったらとにかく
「今の、ここ」に戻ってこよう!

そう思うようになりました。

「ここ」とは、
「自分の頭ー首ー胴体の流れ」。

そして
「目の前の方の (生徒さんだったり同僚だったり)
頭ー首ー胴体の流れ」。

です!

 

方向音痴のわたくし、クマガイは、

目の前の生徒さんと
手を取り合って、

二人三脚で、

あちこち道をウネウネしながら、
小さなたいまつを灯しながら進んで行くのです!

 

暗闇 たいまつこの、たいまつがプライマリーコントロールなのだ!

 

そして、
迷ったら
何度でも

「今の」

「わたしたちの」

「頭ー首ー胴体の流れ」

に戻ってくる!
そこから始める。

これが、
内蔵されたコンパス。

わたしたちの方位磁石。

そこから、もう一度、始める。

 

方位磁石 コンパス

 

付け焼き刃の正解を押し付けるぐらいだったら、「方向音痴上等!」で行こうと、腹を括りました。

 

今年1年、クマガイに関わってくださったみなさま、
本当にありがとうございました。

そして、ご縁があって
レッスンに来てくださった方、
継続してくださっている方、
心から感謝いたします。

 

『生きている人と一緒に
リアルにワークを分かち合うこと。』

これ無しに
アレクサンダーテクニーク教師は成長することは出来ません。
そのことを、ありがたく、かみしめております!

迷子になりつつも
引き続き精進して参ります。

 

そしてそして、
こうして、このちょっと変わったホームページをご覧くださっているあなた。

ご訪問ありがとうございます!

楽しんでくださるとうれしいです。
実はこちら、めでたく100回目のブログでしたー。

そして、もしもアレクサンダーテクニークに興味を持ってくださったならば
レッスンに来てくださると、なおうれしいです。

 

みなさま、来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

あたたかくしてお過ごしくださいね。

よいお年をお迎えください。
来年笑顔でお会いできますように。

アレクサンダーテクニーク教師
熊谷志おり(^O^)/

ようこそうさぎ2021