「気づきのタネ」を育てていく。:レッスンのご感想より。

2021年6月29日

うれしいことに、
生徒さんがレッスンのご感想を、ご自身のブログに書いて下さいました。(^o^)
「感想の解説」がヤボだってことは承知の上で、少しお話させて下さい。

 

私たちアレクサンダーテクニーク教師がレッスンでやっていることって、
「正しいことを教え込む」のではなく、
「生徒さんの気づきを増やすお手伝いをする!」
もうこれに尽きると思います。
(もちろんプライマリー・コントロールに働きかけるのは大前提ですが)

レッスンが終わった後、私は一人で振り返りをします。
真剣に「反省会!」というよりは、
起きたことをポンポンポンとテーブルに並べていく感じですね。

そうすると、レッスン時には気づけなかったことに気づけたりするんです。

 

今回は生徒さんの発言の中に、
ぱぁっと光る気づきがあったことが見えてきました。

「質問を受けたら答えなきゃ」と
つい思ってしまうのが私のクセなのですが、
実は生徒さん自身の気づきの中に、その答えのカギが隠れていることが多いのです。

振り返りながら、
「ああ、この気づきを大事にして、もっと発展させていけばよかったなぁ~。
もったいないことをしたなぁ」
と思っていました。

でも彼女のブログを読むと、それが杞憂であったことが分かります。

彼女は「気づきのタネ」を、ご自身でちゃんと育てていらっしゃいました。
読んでいて、レッスン後もご自身のプロセスを紡いでる姿が心に浮かんできました。

♪  ♪  ♪

 

是非どこがタネか、想像しながら読んでみて下さいね

音楽家だけでなく誰でも知っておきたいアレクサンダー・テクニークって? | Picojoule♪ピコジュール
演奏の前は、いつも緊張と不安でガチガチ。気持ちに余裕がないから、上手く呼吸が出来ずに身体もこわばってしまい、負のスパイラルに陥ります。この緊張しすぎるの、何とかならないかなぁ?随分と以前の話ではありますが・・・そう思っていたときに、”音楽家...

 

この生徒さんは「ピコジュール」というお名前で音楽活動をなさっているミュージシャンです。
ご自身で作曲・編曲・演奏(ピアノ・うた)だけでなく、レコーディング・写真撮影・動画編集もなさっている多才な方です。

彼女のやさしい背中が、これからも彼女の音楽活動の強い味方になってくれるといいなと思っています。

 

次回は生徒さんとしてではなく、
ミュージシャンとしてのピコジュールさんを改めてご紹介しますね。
お楽しみに~。

長めの葉っぱの罫線(うす緑S)

ピコジュールさんのウェブサイトはこちら。
Picojoule♪ピコジュール