2023年12月30日
「ここに居ていいんだ、という感じ」
「自分が自分の身体に納まっている、みたいな感覚」
「自分はここに居ながら、目的の活動をやれている」
レッスンする中で時々、こういったフィードバックを生徒さんから頂きます。「ここ」というのは「自分自身」ということのようです。
去年のちょうど今頃、
私はブログで
”サードプレイス”とは、
「家庭(第1の場)でも、学校や職場(第2の場)でもない、第3の居心地のいい場所」のことだそうです。私は子供の時から「等身大の自分で居られる場所」をず~と求めて生きてきた気がします。
そして今は、
「サードプレイス的なものって、自分の中にあるんじゃないかな?」と思ってアレクサンダーテクニークを日々学んでいる気がします。自分の中に自分の居場所を見出して行く、そんな感じでしょうか?
と書いております。
生徒さんたちの仰ってることと、私が想ってきたことがつながり始めていて、うれしいな、ありがたいなと感じております。
もしも「自分自身」が自分の居場所だったら、
どこに行っても、ここに居ても
常に自分の居場所は自分の中に在り続ける、ということになりますね。
あちこちに自分の居場所を探しに行かなくてもいい!
なんだかお得な感じがしますよね(笑)
自分の居場所が自分そのものだったら、
これはもう、サードプレイスではなく「ファーストプレイス」ですね!
あなたは、今日、明日、来年、
どんな活動をしたいですか?
大掃除、買い物、お料理、年賀状書く、旅に出る、温泉に入る、スポーツする、絵を描く、歌を歌う、おしゃべりする、散歩する、のんびりTVを見る、ふて寝する・・・
全ての活動は「自分自身」から始めることが出来ます。
そしていつでも自分自身に戻って来られます。
自分の中にある心身の機能たち「チーム自分」が、手をつないで、あなたの全ての活動をサポートしてくれています。
アレクサンダーテクニークのレッスンは、言わばそのサポートのサポートです。
わたくし熊谷と関わってくださった全てのみなさま。
共にワークしてくださったみなさま。
今年も一年ありがとうございました。
相変わらず、おっかなびっくりの「びびりが相棒のアレクサンダーテクニーク教師」ではありますが、これからも「チーム自分を養っていくプロセス」をみなさまと分かち合って行きたいと思っております。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
アレクサンダーテクニーク教師
熊谷志おり
2023年、うさぎ年のしめくくりとして・・。