2022年9月24日
私は、北千住にありますATの学校
『東京アレクサンダーセンター』(TAC)に、客員講師としてちょいちょい出没しております。
そのTACで、9月から教師養成クラスが始まりました。
STAT (英国アレクサンダーテクニーク教師協会)の教師養成トレーニングの道のりは長いです!(STATとは?)
3年間、1600時間以上の道のりです。
私自身の「3年間の道のり」を振り返ってみると、
「自分を脱ぎ捨てていく道のり」だったなと思っています。
自分を守っていた(と思っていた)
鎧?ユニフォーム?自分ルールみたいな何か?を、からだごと脱いでいく・・
カッコ悪くても、情けなくても尊い自分をさらしていく・・
そんな連続だったなぁと思います。
3年生の後半には「実習」があるのですが、
実習の頃は「もう自分を取り繕ってる場合じゃない!」と思うようになり、
先生方や同僚たちに
当時の自分を散々「吐露」していました。
当時私は「ゲロった」という言い方をしてましたね(笑)
実習で、その「脱ぎ捨て」にブーストがかかっていったという感じかな?
井戸掘りしながら、同時に山登りするみたいな時間。
藪が切り払われ、見える景色がババーン!と広くなっていった時間。
困難はあったけど、充実した幸せな学生時代でした。
先生方、先輩方、同僚たちに支えてもらった1600時間でした。
さて、TACに新しい学生さんが入って来て、
私は「教師」という立場で教師養成クラスに関わることになります。
今度は学生さんたちを見守る立場?
先輩としてアドバイスする立場?
いえいえ。
ワタシに、そんな余裕はありません!
立場は教師だけど、余裕ぶっこいてる態度じゃなくて「教師も必死っすよ」というのをさらす場として学校を使って行こうという気持ちがある。#完璧じゃないアレクサンダーテクニーク教師のつぶやき
— 熊谷志おり🦑「びびり」が相棒のアレクサンダーテクニーク教師🍀 (@kumarin_at) September 8, 2022
学び成長して行く学生さんを、「ほうほう」なんつって腕組みして眺めている場合じゃなくて、
教師自らが、学生さんに負けないぐらい「自分をさらしていくプロセス」を見せていく。
そんな在り方、関わり方をしていきたいなと思っています。
教師養成クラスにご興味のある方、
「自らをさらす気満々の教師」にご興味のある方、是非北千住へいらしてください。
人間の持っている
大きくて深い可能性を共に学び、分かち合いましょう!
TACのホームページはこちら。
たまにお得な情報も載っていますよ♪